実習で思い出深いのが、私が担当したリハビリの必要な高齢の患者さんです。廊下を歩くリハビリを提案したのですが、「疲れた」という発言がみられて、無理な負担をかけてしまったのではないかと不安になりました。しかし後から実習担当の先生に、「あの人は実は、あなたともっと話がしたくて、あえてリハビリを止めて会話の時間を作ろうとしていたんだよ」と伺い、自分でも気づかないうちに患者さんとの信頼関係が築けていたことが自信につながりました。また実習が始まったばかりの頃はどちらかというと受け身の姿勢で、指導者の方からの指示を待つことが多かったのですが、回数を重ねるごとに自ら積極的に動けるようになったと感じています。