自分が興味を持った領域へ実習に行く「統合実習」が印象に残っています。私は急性期を学べる実習を選択。看護師さんの働く姿や多重課題への取り組み方を目の当たりにし、将来自分が看護師として働く姿を現実的に考えられる機会になりました。さまざまな実習を重ねる中で、計画的に物事を進める力が特に身についたと感じています。私はもともと保健師の資格取得も考えていましたが、学修を積むうちに看護師一本へ。人生を左右する試験である看護師国家試験に向けて、問題集などを徹底的に活用しながら理解を深めました。不安もありましたが、先生や家族、仲間の存在と「大丈夫だよ」の言葉が私を強くしてくれたおかげで、やり遂げることができました。
就職活動では合同で行われる就職説明会に足を運ぶだけでなく、キャリアセンターや看護学部の先生のもとに相談へ。面接や小論文対策のフォローに加え、就職先を探すにあたってさまざまな病院の情報収集までサポートしていただきました。看護師として働く母の姿を見て、災害医療や救急医療に携わりたいという思いが強かったため、就職先も救急医療施設がある病院を選択。就職後、技術や知識面におけるスキルアップも視野に入れていたので、教育体制が充実している点も就職先を選ぶポイントになりました。これからは身につけた学びを活かしながら、患者さんに一番近い存在として、どのような状態の方にも臨機応変に対応できる看護師をめざしていきます。