Shitennoji University

幼児教育保育コース4年間の学びとカリキュラム

4年間の学び

乳幼児の成長と学習について、発達段階に応じて多様な視点から学びを深めます。1年次には子どもと保育の基本に触れ、2年次には現場体験を通じて専門性を身に付け、保育に対する理解を深めます。幼児教育から小学校教育への円滑な架け橋となる学びへの理解を深め、現場経験を通して専門性を高め、優れた保育者としての資質・能力を養います。

友と未来を語り、共に学び、夢を形にする4年間!

大学での充実した学び

大学での充実した学び

知的好奇心や共感・理解を促進する体験型授業を取り入れ、体系的な科目群での学びを深めます。保育の根底にある「遊び」を通じた学びを支援する実践的指導力を身に付けるために、演習科目を各年次に配置し、専門性の高い充実したカリキュラムを提供します。

教育現場での豊富な学び

教育現場での豊富な学び

保育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲやハローナーサリー、インターンシップなど、多くの実践的な科目を用意しており、教育現場での体験を通して学びます。また、「保育者論」などの専門科目と現場体験の往還により、地域社会や保護者との連携に対する広い視野と探究心を育成します。

多様な場面で培う「包括的な協働の力」

多様な場面で培う「包括的な協働の力」

現場での経験や各自の調査を基にしたチーム保育の実践を通じて、専門知識だけでなく、組織的かつ協働的な問題解決へのアプローチで、包括的な協働の力を育てます。

主な授業紹介・時間割例

主な授業紹介

ハローナーサリー

ハローナーサリー

2セメスター(1年生冬学期)のハローナーサリーでは、保育現場に触れる機会を提供します。令和5年度は、四天王寺悲田院こども園を訪問し、実際の保育現場や子どもたちとの触れ合いの体験を行います。

インターンシップ

インターンシップ

2年生向けの授業では、学生が自分で学びたいテーマを選び、同級生と実践について議論します。この自主的な取り組みは、学生が園を選んで連絡し、訪問を申し込むことから始まります。園での体験を通じて、学生たちは自分たちの発見や疑問を共有し、その経験に深い意味を見出します。最終的には、学びの振り返りを発表し、それぞれの視点からの理解を深めます。また、この授業は2年生の終わりに予定されている実習に向けた準備としても機能します。

子どもと遊び

子どもと遊び

子どもの遊びを豊かに展開するために必要な知識や技術を習得する授業です。実際に様々な遊びを体験し、子どもと保育者の両方の視点から遊びを理解します。子どもの立場になって遊ぶことで、「遊び」の重要性を実践的に理解します。

保育実践演習

保育実践演習

8セメスター(4年生冬学期)を対象とした授業です。教育実習・保育実習の経験を踏まえ、役割演技や事例研究、意見交換を通して、教育職の重要性や役割、責任について深く探究します。学生はグループで自らの課題を探求し、保育現場での調査や、園児との実践などを通じて、主体的な学びを行います。

時間割(2年生の例)

 
1 英語Ⅲ   幼児と人間関係 教育基礎演習Ⅰ インターンシップ
(幼稚園・保育所等での実地体験)
2   幼児教育課程総論 教科内容論
(理科)
保育内容の理論
と方法(言葉)
3 幼児と表現Ⅰ 保育内容の理論
と方法(健康)
教科内容論
(図画工作)
音楽実践演習
(器楽)
4 教科内容論
(国語)
初等音楽科教育法   乳児保育Ⅰ
5     初等生活科教育法  

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幼児教育・保育の充実が、「幼保小接続教育」につながる

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幼保と小学校のつながりを深め、学びの基盤を支えるのが「幼保小接続教育」です。幼児教育は生活リズムを基本に、遊びや体験を通した保育を中心に行いますが、小学校教育は学習を基本として、教科ごとの学びを中心にしています。このような違いがあるなか、サポートがないまま小学校に入学すると、変化に対応できない可能性があります。幼児教育から小学校教育へと適応できるように、幼保の時期から小学校を意識した保育者になることが大切です。

卒業研究発表会

卒業研究発表会

本コースの4年生が、卒業研究の成果をパワーポイントでまとめてプレゼンテーションする、学びの集大成となる発表会です。発表会の運営は3年生が担当し、4年生の発表を盛り上げる学生主体のイベントとなっています。参加する学生は、自分のゼミだけでなく他のゼミの研究発表も聞くことで、3年生は将来の研究方向を、4年生は卒業後の進路についてのヒントを得られます。