学校法人四天王寺学園は、聖徳太子が推古元年(西暦593年)四天王寺を創建されて以来、1400有余年仏教精神に則った人間形成の場として、十七條憲法第一条「和を以て貴しとなす」から始まる学園訓で、心の“和”の教育を柱に、 人と人とのつながりを大切にする健全な精神を持った人材の育成に取り組んで参りました。
現在の状況に目を向けますと、少子高齢化による大学を取り巻く環境は景気回復の兆しが見えてきたとはいえ、長引く不況の中、未来を予測することが困難な時代にあります。
この先の見えない時代ではありますが、これからも社会の高度情報化・グローバル化に対応した有為な人材を輩出していくため教育研究・施設設備等の基盤整備に一層の充実強化を図って行く所存であります。
本学中長期計画である、①「和の精神」を持ち、時代の変化に応じて積極果敢に活躍し社会を支える人材を育成し続ける ②特色ある教育研究活動を推進するとともに、地域の「知」の拠点として社会に貢献して発展する ことを推し進めており、四天王寺大学の"和"の精神に基づき、教育研究・施設設備の整備に努め、学生のキャンパスライフを充実させるため、本学の寄付金募集に何卒温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。