「日本が生み出した文化」と聞いて何を想像しますか?世界から見てもユニークな文化を持つ日本。文学、漫画、アニメ、ビデオゲーム、J-POP、世界遺産などさまざまなジャンルにおいて、日本語のコンテンツであっても、インターネットを通じて世界中から注目されています。そんな日本の文化について、あなたの思うままに学んでみませんか?
「日本語・日本文学」、「国語教育・日本語教育」、「伝統文化・観光」、「現代文化」の4コースを通じて、日本の言語と文化に関する知識を学び、実践に取り組みます。またICTと様々なメディアを活用し、コミュニケーション能力を向上させます。さらに国際コミュニケーション学科と連携したクロスオーバー・ラーニングで、世界の視点から日本を多角的に理解する力を培います。
日本語学、古典文学、近現代文学の知識と教養を修得し、国語教育・日本語教育の基礎力を身につけます。
中学校・高等学校の国語教員、または日本語教員をめざします。模擬授業、実習、地域活動などを通して教員としての力を養います。
J-POPや漫画、映像などのポピュラーカルチャーや和食などの文化が生まれた背景や意義を、講義や実習を通して学びます。
伝統芸能、世界遺産、観光学、書道を学びます。地域文化を学び、国内旅行業務取扱管理者の資格取得をめざします。
「視覚メディア演習Ⅰ」では、文学作品や詩、歌詞などの一節を、具体詩・造形詩として動画で表現する学びを実践します。具体詩・造形詩とは、言葉の意味よりも視覚的な表現を優先させた詩のことで、授業ではさらに文字を動かしたり背景と組み合わせたりなど動画の要素を加えます。動画制作の技術を学びつつ、日本語の新しい表現について考えます。
Step 1
日常的な日本語はもちろん、古文や漢文、近現代の文学などの文字で表現されたもの、音楽、写真、動画などのデジタルメディアで表現されたものを、状況に応じて適切に「読む力」を身につける科目が揃っています。確かな読解と調査のスキルをもとに、本質を読み取る本物の「読む力」を養います。
Step 2
「伝える力」とは、「何を、誰に、どこで、どのように」の総合力です。レポートで文章にまとめたり、プレゼンテーションを行ったりすることに加えて、それらを写真や動画など複数のメディアを効果的に組み合わせる技術を養います。
Step 3
初年次教育のグループワークやゼミでのディスカッションは、他者に関心をもち、理解をしようとする気持ちを引き出します。生徒と関わる、地域と関わる、企業・団体と関わる。さまざま場面で「関わる力」を育むことで、課題を解決する力を伸ばしていきます。
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「キャリアセンター」が中心となり、キャリアデザインから面接対策、筆記試験対策、ビジネスマナーの修得、職種別のガイダンス・対策講座等を4年間一貫して行っています。将来の目標が定まらない学生に対しては、担当教員が悩みや不安をヒアリングし、めざす進路を一緒に考えていきます。「教職教育推進センター」では、教員採用試験に関する情報提供や面接指導のほか、教員採用試験の対策講座も開講し、教職をめざす学生をあらゆる面からサポートしています。また、「あべのハルカス」23階には、サテライトキャンパスを設置し、就職活動を全面的にサポートしています。
国語の専門的な知識を深めつつ、
国語教員になりたくて入学。
人文社会学部 日本学科※ 卒業 武田 空馬 さん
※2024年4月より文学部 日本学科
出身校:大阪府 東大谷高等学校
勤務先:大阪府公立中学校 国語教員
教員をめざすきっかけになったのは、高校1年生の時の古典の先生の授業が面白かったこと。古典や歴史は独学するほど好きで、教科書に載っていないようなことも深掘りして楽しんでいました。そんな僕にとって日本学科の授業は興味をひかれるものばかりで、特に矢羽野先生の授業では、大好きな漢字の成り立ちの話を聞けて幸せでした。
食文化の授業も心躍る内容で、授業時間外にも先生とコミュニケーションをとってじっくりと学べました。今は平安文学ゼミに所属し、「落窪物語」をテーマとして卒業研究に取り組んでいます。ゼミでは段階を踏んで研究を進めており、やりがいを感じています。また、日本学科では発表をする機会が多いので、人前で話すことにずいぶん慣れました。日本語力が高まったことと合わせて、それも成長したと思える点です。今後は、歴史をさらに自分で勉強して、将来は、中学校でも高校でも面白い授業ができる先生になりたいです。
幅広く学んだことで、
自分の好きなことが見つかった。
人文社会学部 日本学科※ 卒業 矢田 詩帆吏 さん
※2024年4月より文学部 日本学科
出身校:和歌山県立那賀高等学校
勤務先:奈良県吉野町役場
高校までは淡々と勉強をしていたため、楽しいというよりもこなす感じでした。日本学科では自分の好きな授業を選択して学べる自由さが特長で、関心がある授業はすべて履修しました。好きな書道や、興味があった観光学、面白そうな地域文化、深く知りたいと思っていた観光社会学や日本文化…と思いのままに授業を受けていると、自分の好きなことや得意なことを知ることができました。「資料をつくることが得意で、ボランティアや地域の役に立てることをしている時が楽しい」ということに気づき、今の仕事につながっています。授業を多く履修して乗り越えてきた経験は、今の自分を強くしたと思っています。
観光業界に興味があり、観光学が
学べる日本学科を選びました。
人文社会学部 日本学科※ 卒業 中森 望羽来 さん
※2024年4月より文学部 日本学科
出身校:大阪府 阪南大学高等学校
勤務先:株式会社西村屋
もともと観光業界に興味があり、日本学科には観光学があることを知り、受験を決めました。先生だけでなくキャリアセンターなど、就職に関するサポートが手厚いので、相談できる場所が多いのも魅力です。
担任制の手厚いサポートに加えて、
実践的な教育法も学べました。
人文社会学部 日本学科※ 卒業 小島 佳太 さん
※2024年4月より文学部 日本学科
出身校:大阪府立高石高等学校
勤務先:大阪府立高等学校 国語教員
担任制でサポートが手厚いことが、日本学科の魅力です。「教育心理学」では、生徒を褒めたり注意をしたりする際に、どのように対応すればいいのかを理論的に教えてもらい、実習などでも役に立ちました。