大阪南消防局協力のもと発災時の救護活動を学ぶ体験授業を実施!

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看護学部 看護学科が「災害看護支援論」の一環として、大阪府ドクターヘリおよび大阪南消防局との連携協力により、ドクターヘリに関わる体験授業を本学東キャンパスにて、2024年11月12日(火)に実施しました!

看護学部では、災害の各段階での被災者の特性と活動場所の特徴を理解し、必要とされる看護活動の技術と姿勢を学習する「災害看護学」を展開しています。かつ、四天王寺大学はドクターヘリの着陸場所であるランデブーポイント(場外離着陸場)の指定を受けている教育機関でもあります。この機会にあらためてドクターヘリの必要性を考え、発災時の救護活動と被災者支援の注意点を実践的に学ぶべく、体験授業を実施しました。

授業では、看護師役の学生が被災者を被災場所の体育館から救急車へ搬送、トリアージの訓練を消防隊員が実施。その様子を学生はメモを取りながら真剣に見学していました。

実際にドクターヘリがグラウンドに着陸し、救急隊からフライトドクター・ナースへの引継ぎを見学、ドクターヘリ、救急車、消防車の設備や資機材について医師、看護師や救急隊員等から丁寧な説明を受けました。学生は「この機材はどのような時に使うのですか?」など、たくさんの質問を投げかけながら熱心に授業に取り組んでいました!

参加した学生は、「救急車の天井が高くて驚きました。中で処置がしやすいスペースを確保しているのだと思いました。」「ドクターヘリで開胸の手術ができるということにも驚きました。ヘリでも揺れのある中で処置できる技術がある医師・看護師が乗っているのだと知りました。」と感想を述べました。

実際の現場で使用されている資機材を丁寧な説明を受けながら見学できる機会は、将来看護師を目指す学生にとって、貴重な経験になったのではないでしょうか。

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