主人公ではなく、みんなと一緒に輝けるリーダーになりたい|学生運営委員会 土谷陽奈汰さん インタビュー

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大学祭やオープンキャンパスをはじめ、四天王寺大学における数多くのイベント運営に携わる学生運営委員会。その委員長としてトップに立つ土谷 陽奈汰さんは「自分は主人公タイプではなくて、周りのメンバーや友達と一緒に楽しみたいって気持ちが強い」と語ります。今回は委員長としてのマインドや約400人のメンバーと共に盛り上げた第65回大学祭について伺いました。

先輩の背中を見て立候補を決意

動物が好きなので専門学校に入ろうと思っていたんですが、「好きなことだけを追求するのではなく、幅広く夢を探したい」と思って四天王寺大学を選びました。入ってみると授業については教員の方との距離が近くて、質問しやすい点がとても気に入ってますね。

友達から入学前に、「学生運営委員会がおもしろそう」という話しは聞いていたので、最初は公演班に所属していてステージ上の運営をやっていました。委員会メンバーとして精力的に活動していたので、3年生のときに委員長に立候補しました。自分の前年に委員長をしていた西田和先輩とめちゃくちゃ仲良くさせてもらっていて、たくさんの人を引っ張っていく姿を1年間見ててかっこいいなと思ったんですよね。なので、自分もやりたいって気持ちが大きくなりましたし、周りの友達も「お前しかおらんやろ」って励ましてくれてとても嬉しかったですね。

大学祭には、前年の委員長を務めた西田和先輩(右)もかけつけてくれました

委員長という立場が自分を成長させてくれた

学生運営委員会は「広報班」「美術班」「庶務班」など12の班で構成されています。大体400人超の学生が所属してるんで、委員長になってみてほんとに色々な人と様々な考え方があるなって実感しました。学生支援センターへの橋渡し役にもなったりするので、例え自分のミスでなくても書類の提出が遅れたりすると謝ったりすることも大事な仕事でしたね。でも長くやってると打たれ強くなってきたり、「あ、こういう考え方もあるな」って受け入れられたりという内面の変化もありました。

あと、メンバーの信頼を得るためには、あまり感情的にはならないことも意識してました。慣れというか、場数や経験は大切かなと思っていて、ある日ちょっと俯瞰で見えるようになったりして。今になって振り返ると委員長という立場にいることで人間的な成長もかなりあったと思います。

大学祭を終えて感じた安心感

学生運営委員会においても大学生活においても、一番印象に残っているのはやっぱり委員長として大学祭をやり切ったことですね。でも終わった後も実は、沸き立つような気持ちはそれほどなく安堵感の方が強かったです。大学祭の準備は約半年くらい前からするんですが、ほぼ毎日のように班のメンバーから「これってどうしましょう?」って相談が来るので、常に頭の隅で大学祭のことを考えている感じで、ずっと「大丈夫かな」って気持ちが強かったです。

ちょうど大学祭の前日が大雨だったんです。雨天の場合と晴天の場合の運営シミュレーションばかりしていたので、無事に終わったときはホッとしたというか安心しましたね。振り返ると、委員長をやってすごく良かったなと思いますし、元々人と関わることは好きなので、将来も自分のコミュニケーション力が活かせる仕事に就きたいですね。

WRITER
土谷 陽奈汰 / つちや ひなた

学生運営委員会 委員長

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