2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。いのちを真正面から取り上げる初めての万博です。公式参加国や企業、協会と8人のプロデューサー等、様々な主体が魅力的なパビリオンを用意します。ご覧いただいた方には必ず驚きや気づき、感動を与えてくれます。また万博会場を「未来社会の実験場」と位置づけ、未来社会を支える新技術・サービスを展示・体験できる会場とします。催事も魅力です。協会が行う主催者催事、国や自治体、一般の方に実施いただく参加催事等、184日の会期中、会場内の様々な場所で毎日異なるイベントが開催され、飽くことなく楽しんでいただける エンターテインメントあふれる万博となります。最新の準備状況と共に万博の魅力についてお話します。
 
プロフィール
1966年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業後、1990年4月に通商産業省(現経済産業省)入省。2013年7月に経済産業省商務流通保安グループ博覧会推進室長兼博覧会国際事務局日本政府代表兼ミラノ博日本政府副代表として、食文化をはじめとした日本のすばらしさをPRすべく、事前の企画立案から本番までの諸調整などをリードした。その後内閣府地方創生推進事務局総括 参事官、(独)中小企業基盤整備機構理事などを経て、2020年7月に公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に出向。広報戦略局長、企画局長、機運醸成局長を歴任し、2023年4月より現職。
大阪・関西万博を「結節点」にした本プロジェクトについてご紹介します。昨年10月の発足から本日まで、セミナーやワークショップを通じて、万博参加国の自然環境や文化、各国を日本・大阪に迎える上での「ホスピタリティ」について考究してきました。Googleチャット機能を活用した 「EXPOチャット」では、プロジェクト参加学生31名と学内外の多様なサポーター間で、万博に関する情報を常に交換しています。大阪・関西万博の現地調査(少なくとも2回は会場に足を運びます)に向け、参加国・文化圏から自身の「推し国(おしくに)」を決め、更に知見を深めています。今回の発表を通じて、私たちが考える万博の楽しみ方 をお伝えできれば幸いです。
プロフィール
研究・教育分野は一言では表せませんが、一つ言えば文化地理学(食文化)です。地理学者は、研究を行う「フィールド」と、研究の対象「ターゲット」を持っています。私の場合、ベトナム紅河デルタのライスペーパー・ライスヌードルです。最近では、南河内地区のなにわの伝統野菜に興味があります。齋藤鮎子(2020)「ベトナム紅河デルタの専業村における家内工業の実態:ハーナム省チェウ村のライスペーパーを事例に」関西大学東西学術研究所紀要,53巻,173-206。
 
プロフィール
専門は観光学(観光コミュニケーションや地域創造分野)。本学では「ホスピタリティ」関連科目、動画・VRの観光コンテンツを扱う「ビジュアルメディア技術」科目を担当。カナダ在住経験を活かし、ビジネス英語や日本文化を海外へ発信するための英語も研究対象。スコールクラブ大阪(観光業界の国際クラブ)副会長、大阪市男女共同参画普及啓発事業審議委員(2024年度)
 
大阪・関西万博を楽しむポイント等、講演者の堺井氏を交えてのフリートーク
日時 | 令和7年2月1日(土) |
---|---|
会場 | LICはびきのホールM 〒583-0854 大阪府羽曳野市軽里1丁目1-1 |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 ※事前申込必要・先着順 |
お問い合わせ |
四天王寺大学 地域連携・研究推進センター E-mail:ibu-xt@shitennoji.ac.jp |
主催 |
四天王寺大学、四天王寺大学短期大学部 羽曳野市、羽曳野市教育委員会 |