用語 | フリガナ | 説明 |
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一次資料 | イチジシリョウ | 一次資料とは、オリジナルな情報を記載した資料のことで、一次文献・一次刊行物・一次情報などという場合もある。 関連ワード「二次資料」 |
引用 | インヨウ | 引用とは、他人の著作物の一部などを自分の著作物の中で使用すること。その場合は引用元を明示しなければならない。 |
引用文献 | インヨウブンケン | 引用文献とは、論文などの文章中に引用している文献のことで、引用文献の表示を明確にする必要がある。引用文献の表示場所は、引用箇所の後、章ごと、巻末にまとめて表示する場合もある。 |
閲覧 | エツラン | 閲覧とは、書物や書類などを調べたり、読むこと。一般的に図書館では、資料を館外へ持ち出すことを貸出しといい、館外への持ち出しが禁止されている資料は、館内閲覧を利用する。 |
延滞 | エンタイ | 延滞とは、図書館で借りた資料を貸出期間内に返却しないことをいう。 |
オープンアクセス | オープンアクセス | 学術情報をインターネットから無料で入手でき、誰でも制約なくアクセスできるようにすること。1990年代、学術雑誌が高騰し、研究成果の生産者である研究者にとって、学術情報の入手が困難になった状況への対処とインターネットや電子化資料の普及を受けて生まれたとされる運動。オープンアクセスを実現する手段は多様であるが、オープンアクセス雑誌やエンバーゴ後の無料公開など、学術雑誌の刊行主体が行うものと、機関リポジトリ、専門分野別のアーカイブなどへ研究者自らが論文等を掲載していくものとに大別できる。 関連ワード「機関リポジトリ」 |
奥付 | オクヅケ | 奥付とは、書籍や雑誌などの巻末にある、著者・書名・発行者・発行日・定価などの事項を記載したページのこと。 |
オンライン閲覧目録 | オンラインエツランモクロク | オンライン閲覧目録とは、コンピュータで資料を検索できるように構成された目録情報データベースのこと。
関連ワード「OPAC」 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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用語 | フリガナ | 説明 |
カード目録 | カードモクロク | カード目録とは、資料の書誌的事項を記入して、標目などの順に配列されたカードによって編成された目録のこと。現在、IBU図書館の資料はオンライン閲覧目録で管理しているため、カード目録は使用していない。 関連ワード「標目」 |
開架 | カイカ | 開架とは、図書館内で利用者が自由に資料を手にとることができる状態のことをいう。また、その書架のことを開架書架いう。 |
改訂版 | カイテイバン | 改訂版とは、既に出版されている図書の内容や、字句の誤りを修正したり新しい資料を付加して出した版の図書。 |
学習マネージメントシステム | ガクシュウマネージメントシステム | e‐Learningの運用を管理するためのシステムのこと。学習者の登録や教材の配布、学習の履歴や成績及び進捗状況の管理、統計分析、学習者との連絡等の機能がある。LMS(Learning Management System)と略される。 関連ワード「e‐Learning」 |
学術機関リポジトリポータル | ガクジュツキカンリポジトリポータル | 国立情報学研究所が平成21年(2009年)からインターネット上で提供している、我が国の学術機関リポジトリに蓄積された論文等を横断的に検索できるサービスのこと。通称、JAIRO。 |
学術雑誌 | ガクジュツザッシ | 学術雑誌とは、逐次刊行物の一種で、大学や研究機関、学会等の学術団体で発行する学会誌や紀要のこと。 関連ワード「紀要」 |
学術雑誌総合目録 | ガクジュツザッシソウゴウモクロク | 学術雑誌総合目録とは、全国の大学図書館等が所蔵している雑誌の書誌や所在情報を集録した総合目録のこと。冊子形態だけではなく、オンライン(NDL-OPACなど)による情報提供やCD-ROM版もある。 関連ワード「NDL」 関連ワード「OPAC」 |
加除式資料 | カジョシキシリョウ | 加除式資料とは、図書と違って製本されずに1ページごとに差し替えができるように仮に綴じた資料のこと。ルーズリーフ式資料とも呼ばれる。 |
合本 | ガッポン | 合本とは、数冊の雑誌や小冊子を綴じて、一冊に製本すること。また、その本のこと。 |
巻号 | カンゴウ | 巻号とは、逐次刊行物の巻数や号数のこと。 |
館内閲覧 | カンナイエツラン | 館内閲覧とは、図書館にある資料を図書館外に持ち出さずに、図書館内で見ること。 |
機関リポジトリ | キカンリポジトリ | 機関所属者の研究成果である論文等、大学及び研究機関等において生産された電子的な知的生産物を保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保存書庫。研究者自らが論文等を掲載していくことによる学術情報流通の変革と同時に大学等における教育研究成果の発信、それぞれの機関や個々の研究者の自己アピール、社会に対する教育研究活動に関する説明責任の保証、知的生産物の長期保存の上で、大きな役割を果たす。 |
紀要 | キヨウ | 紀要とは、大学や研究機関などで定期的に刊行している研究論文集などのこと。 |
禁帯出 | キンタイシュツ | 禁帯出とは、館外への資料の持ち出しを認めていないこと。対象の資料には「禁帯出」のシールを貼っている。 |
欠号 | ケツゴウ | 欠号とは、雑誌などの中で一部が欠けていること。また、欠けた号のこと。 |
件名 | ケンメイ | 件名とは、資料の主題や概念を言葉で表したもの。件名標目ともいう。 |
国立国会図書館 | コクリツコッカイトショカン | 国立国会図書館とは、国立国会図書館法で定められた国会の図書館。NDL(National Diet Library)と略される。 |
国立情報学研究所 | コクリツジョウホウガクケンキュウジョ | 国立情報学研究所とは、学術情報の収集や情報学の総合研究を目的とする文部科学省の大学共同利用機関。英文名称はNational Institute of Informaticsで、通称NII(エヌアイアイ)。 |
コレクション構築 | コレクションコウチク | 図書館の「コレクション(電子的なものも含む蔵書)」(=所蔵する資料の集合体)を構築するための一連のプロセスのこと。蔵書構築方針の策定、資料の選択・収集・組織化・蓄積・提供、蔵書評価等の要素から成る。蔵書構成、蔵書構築とも呼ばれるが、「コレクション構築」と言った場合、図書や雑誌だけでなく、電子ジャーナル等の電子的形態の資料も含むという意味合いが強い。 |
コンソーシアム | コンソーシアム | 2つ以上の個人、企業、団体、政府等(あるいはこれらの任意の組合せ)から成る団体で、共同で何らかの目的に沿った活動を行うために結成されるもの。大学図書館のコンソーシアムとしては、電子ジャーナルの価格交渉に関連して、国立大学図書館協会や、公立大学と私立大学が参加するPULC(Private University Libraries Consortium)などがある。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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サーチエンジン | サーチエンジン | インターネット上の情報(ウェブサイトやサイト内のファイル等)を検索できるサービスのこと。検索エンジンとも言う。 |
サブタイトル | サブタイトル | サブタイトルとは、図書や論文などの副書名、副標題のこと。主要な内容を表す書名を補足するために付加される。 |
参考図書 | サンコウトショ | 参考図書とは、特定の知識や情報を調べるための図書のこと。辞書、事典、年鑑、地図、人名録などを指す。 |
抄録 | ショウロク | 抄録とは、主に雑誌論文などの内容を要約したもの。 |
情報リテラシー | ジョウホウリテラシー | 情報を主体的に利用する能力のこと。また、それを育成するための教育のこと。情報の利用には、情報の探索、評価、利用、発信といった一連のプロセスが含まれる。 |
書架 | ショカ | 書架とは、図書や資料を並べるための本棚のこと。IBUの地下書庫には、収容能力を優先させた可動式の集密書架を設置している。 |
書誌 | ショシ | 書誌とは、個々の文献を識別するための情報。主な項目は、タイトル、著者名、出版者(社)名、出版年、大きさ、ページ数など。 |
所蔵 | ショゾウ | 所蔵とは、図書館で資料を所有すること。また、ある書誌が図書館に所有されていることを示すデータのこと。 |
新書 | シンショ |
新書とは、本来の意味は新しく出版された本のことを示すが、現在では出版物の判型のひとつの「新書判」として用いられることが多い。新書判とは、縦約18cm、横約11cmで文庫本よりやや大きい。 関連ワード「文庫本」 |
新着図書 | シンチャクトショ | 新着図書とは、図書館が新しく受け入れた図書のこと。IBU図書館では、新着図書コーナーを設置して一定期間、新着図書を配架している。 |
請求記号 | セイキュウキゴウ | 請求記号とは、資料が配架されている位置を示す記号のことで、本の背にラベルを貼り付けている。図書館内の資料は、請求記号の順番に配架されており、IBU図書館では分類番号、著者記号、補助記号の3つから構成されている。 |
製本雑誌 | セイホンザッシ | 製本雑誌とは、数冊の雑誌をまとめて綴じ合わせたもの。ハードカバーなどを使用するため、保存性が高い。 |
責任表示 | セキニンヒョウジ | 責任表示とは、記述対象となっている文献の知的あるいは、芸術的内容の創造に責任を有するか、寄与している個人・団体についての記述。また、その役割に関する表示。著者・編者などの区分がある。 |
絶版 | ゼッパン | 絶版とは、ある本が品切れとなり増刷・再販されないこと。 |
選書 | センショ | 選書とは、図書館に所蔵しておく資料を選定すること。図書選択と呼ばれる場合もある。 |
相関索引 | ソウカンサクイン | 相関索引とは、日本十進分類法(NDC)やデューイ十進分類法(DDC)などの分類表中の用語だけでなく、同義語や類語などを含めて関連性や観点などから分類記号に導けるように配列した索引。 |
総合目録 | ソウゴウモクロク | 総合目録とは、複数の図書館の書誌や所蔵情報を集録した目録のこと。 |
相互貸借 | ソウゴタイシャク | 相互貸借とは、ILLとも呼ばれ、図書館同士で資料の貸借を行うこと。 関連ワード「ILL」 |
蔵書 | ゾウショ | 蔵書とは、図書館で書籍を所蔵すること。または、所蔵している書籍を指す。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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逐次刊行物 | チクジカンコウブツ | 逐次刊行物とは、終期が予定されておらず、同一の標題のもとに継続的に刊行される出版物のこと。新聞、雑誌、年報、統計書、紀要などが該当する。 |
チュートリアルシステム | チュートリアルシステム | あるテーマについて自習形式で学ぶことができるe‐Learningシステムのこと。 関連ワード「e‐Learning」 |
著作権 | チョサクケン | 著作権とは、思想や感情などを創作的に表現した知的創作物について、創作者が独占的に利用、経済的利益を受ける権利。または、その権利を保障する制度。 |
著作権者 | チョサクケンジャ | 著作権者とは、著作権を所有する者のこと。 |
著作権法 | チョサクケンホウ | 著作権法とは、著作権を保護するための法律。 |
著作物 | チョサクブツ | 著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」(著作権法第2条1項) |
著者 | チョシャ | 著者とは、書籍等の資料の記述を行った者。また、編集や翻訳などに関わった者を含める場合もある。 英語表記は「author」。 |
データベース | データベース | データベースとは、コンピュータで容易に検索・利用できるように、ある一定のテーマに沿って管理されている大量のデータのこと。 |
典拠ファイル | テンキョファイル | 典拠ファイルとは、標目の形式を統一するために記録したファイル。著者名や統一書名などの標目の種類で分類される。 関連ワード「標目」 |
電子ジャーナル | デンシジャーナル | 電子ジャーナルとは、紙媒体として刊行された雑誌などを電子化したもので、学術雑誌を電子化したものを指す場合が多い。オンライン・ジャーナルとも呼ばれる。 |
電子ジャーナルリポジトリ | デンシジャーナルリポジトリ | 国立情報学研究所が平成15年(2003年)からインターネット上で運用する、複数の大学等やコンソーシアムが購読契約した海外の電子ジャーナルのうち、出版社の許諾が得られたものについて、コンテンツを統合的に搭載し、安定的・継続的な提供を行うサービスのこと。搭載された電子ジャーナルを横断検索し、抄録までのコンテンツは無料で見ることができる。通称、NII‐REO。 |
電子図書館 | デンシトショカン | 電子図書館とは、電子化した資料を保存するシステム。利用者はインターネットを通じて資料を閲覧することができる。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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二次資料 | ニジシリョウ |
二次資料とは、一次資料に到達するためにいろいろな角度から検索できるように編集された刊行物。索引・目録・抄録・人名録などがある。 関連ワード「一次資料」 |
日本十進分類法 | ニホンジッシンブンルイホウ | 日本十進分類法 とは、日本における標準的な図書分類法で、内容の主題別に0から9までの数字を割り振り、その中でさらに0から9まで分類される。略称はNDC(Nippon Decimal Classification)。IBU図書館の分類も日本十進分類法に基づいている。 |
年鑑 | ネンカン | 年鑑とは、年に1回発行される定期刊行物のひとつで、1年間の事件や統計などの情報をまとめて収録したもの。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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配架(排架) | ハイカ | 配架(排架)とは、図書館の資料を請求記号に従って書架に並べること。 関連ワード「請求記号」 |
白書 | ハクショ | 白書とは、政府が発表する公式報告書のこと。 |
パスファインダー | パスファインダー | 特定のテーマに関する情報を探すための手がかりとなる図書館資料やウェブサイト等を簡潔にまとめた初心者向けガイドのこと。従来は一枚もののリーフレット形式だったが、近年ではインターネット上でも提供されている。テーマとしては、利用者からよくある質問に関するものや、授業内容に沿ったもの等がある。 |
バックファイル | バックファイル | 電子ジャーナルのバックナンバーのこと。毎年の新刊分である「カレントファイル」とは別売りとなっている場合が多い。 |
パッケージ | パッケージ | 複数の電子ジャーナルのタイトルをまとめて提供する販売方式のこと。個別タイトル毎の積み上げ額よりも割引された価格が設定されている。 |
標目 | ヒョウモク | 標目とは、利用者が資料を検索する際に手がかりとなるデータ。著者名、書名、分類、件名などが標目となる。 |
ブックポスト | ブックポスト | ブックポストとは、IBU図書館出入り口付近に設置している図書返却用ポスト。図書館閉館時にも図書を返却することができる。 |
ブログ | ブログ | 自分の意見や感想を日記のように記録し公開したウェブサイトのこと。閲覧者がコメントすることもできる。「Web log」を略して「Blog」と呼ばれている。 |
文庫本 | ブンコボン |
文庫本とは、一般的にA6判サイズの図書を指す。小型なので携帯に便利で比較的安価なものが多い。 関連ワード「新書」 |
閉架 | ヘイカ | 閉架とは、開架の対語で、利用者が資料を自由に手にとることができない状態をいう。IBU図書館で閉架書庫とは、地下書庫のことを示している。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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マイクロフィッシュ | マイクロフィッシュ | マイクロフィッシュとは、図書や雑誌などのページを縮小撮影したシートフィルムのこと。 |
マイクロフィルム | マイクロフィルム | マイクロフィルムとは、図書、雑誌、新聞などを縮小撮影したフィルムのこと。 |
目録 | モクロク |
目録とは、著者、書名、分類、件名などの項目を検索用に配列したもの。 関連ワード「OPAC(オンライン閲覧目録)」 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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洋書 | ヨウショ |
洋書とは、主に西洋の図書を指す。アラビア語などの東洋語の本も洋書の扱いとなり、和書と洋書は別の書架に配架されている。 関連ワード「和書」 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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レファレンス | レファレンス | レファレンスとは、利用者と資料を結びつけるための参考業務のこと。利用者が必要とする資料や情報などの検索の援助や、回答を与える重要なサービス。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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和書 | ワショ |
和書とは、日本語で記され、日本で刊行された図書。和書と洋書は別の書架に配架されている。 関連ワード「洋書」 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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AV資料 | エーブイシリョウ | AV資料とは、視聴覚資料のことで、DVD、CD、カセットテープ、ビデオテープなどを指す。AVとは、Audio Visual の略称。 |
BDS | ビーディーエス | BDSとは、Book Detection Systemの略称で、「図書紛失防止装置」と訳される。貸出手続きを行っていない資料の持ち出しを防止するための装置で、図書館出入り口に設置されているゲートのこと。 |
CiNii Articles | サイニイアーティクルズ | CiNii Articlesとは、学協会刊行物・大学研究紀要・国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなど、学術論文情報を検索の対象とする論文検索サービス。 関連ワード「紀要」 |
CiNii Books | サイニイブックス |
CiNii Booksとは、全国の大学図書館等の蔵書を検索できる目録所在情報データベースの書誌情報および所蔵情報等を一般に提供する検索サービス。 NACSIS-Webcatの機能を引き継ぎつつ、所蔵大学ごと・地域ごとの絞込み検索や、本文が収録されている雑誌へのリンクなどの機能強化が図られている。 関連ワード「NACSIS-Webcat」 |
DDC | ディーディーシー | DDCとは、Dewey Decimal Classificationの略称で、デューイ十進分類法と訳される。図書分類法のひとつ。DCと略されることもあり、DC21はデューイ十進分類法の第21版のこと。 |
e‐Learning | イーラーニング | コンピュータやインターネット等のIT技術を活用して行う学習のこと。コンピュータやネットワークさえあれば時間や場所を選ばずに学習でき、個々の学習者の能力に合わせて学習内容や進行状況を設定できる等の利点がある。 |
e‐Science | イーサイエンス | 実験装置、観測装置、シミュレーション等から出力される膨大なデータや高性能コンピュータを駆使して、研究者がネットワーク上で共同しつつ進める新たな科学研究のあり方もしくはそれを支援する基盤のこと。 |
e‐ポートフォリオ | イーポートフォリオ | e‐Learningにおいて学習者の学習履歴を管理するシステムのこと。成績やレポートのほか、発表資料や調査した文献リスト等、様々な学習成果を確認することができる。学習方針を組み立てる際の参考とされる。 |
GeNii | ジーニイ | GeNiiとは、国立情報学研究所(NII)が提供する学術情報オンラインデータベースの総合的ポータルサイト。提供されている各種データベースを個別に検索できるほか、コンポーネント「CiNii」「Webcat Plus」「KAKEN」「NII-DBR」を一度に検索することもできる。 関連ワード「国立情報学研究所」 |
ILL | アイエルエル | ILLとは、Inter Library Loanの略称で、他の図書館との間で行なう図書の相互貸借や文献複写のやり取りのこと。 |
ISBN | アイエスビーエヌ | ISBNとは、International Standard Book Numberの略称で、「国際標準図書番号」と訳される。図書ごとに付与された10桁または13桁の固有の番号。出版国+出版社コード+書籍管理コード+チェックデジットで構成されている。 |
ISSN | アイエスエスエヌ | ISSNとは、International Standard Serial Numberの略称で、「国際標準逐次刊行物番号」と訳される。雑誌ごとに付与された8桁の固有の番号。7桁の数字+1桁のチェックデジットで構成されている。 |
JP番号 | ジェイピーバンゴウ |
JP番号とは、国立国会図書館発行の「日本全国書誌週刊版」の各資料の記載事項の末尾に記載される番号のこと。 関連ワード「国立国会図書館」 |
LCCN | エルシーシーエヌ | LCCNとは、Library of Congress Card Numberの略称で、米国議会図書館が作成した目録カードの番号であり「LCカード番号」と訳される。下2ケタの西暦年と割当番号によって構成される。 |
MLA連携 | エムエルエーレンケイ | ミュージアム(Museum)・図書館(Library)・文書館(Archives)の連携のこと。それぞれの頭文字をとってMLAと呼ばれる。いずれも文化的情報資源を収集・蓄積・提供する公共機関であるという共通点を持ち、情報資源のアーカイブ化等の課題を共有していることから、近年、連携の重要性が認識されてきている。 |
用語 | フリガナ | 説明 |
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NACSIS | ナクシス | NACSISとは、National Center for Science Information Systemsの略称で、国立情報学研究所が提供している総合目録データベース。 関連ワード「国立情報学研究所」 |
NACSIS-CAT | ナクシスキャット | NACSIS-CATとは、国立情報学研究所の提供する目録・所在情報サービスの略称。国内の大学図書館を中心とする図書、学術雑誌についての総合目録データベースを形成するシステム。 関連ワード「国立情報学研究所」 関連ワード「目録」 |
NACSIS-ELS | ナクシスエルス | NACSIS-ELSとは、国立情報学研究所電子図書館サービスのことで、学協会の発行する学術雑誌を画像データとして蓄積し、 書誌情報とともに検索できる情報サービス。 関連ワード「国立情報学研究所」 関連ワード「書誌」 |
NACSIS-ILL | ナクシスアイエルエル | NACSIS-ILLとは、大学図書館間での文献複写、資料の相互貸借を支援する電子的なメッセージ交換システム。 関連ワード「ILL」 |
NACSIS-Webcat | ナクシスウェブキャット |
NACSIS-Webcatとは、全国の大学図書館等が所蔵する図書・雑誌の総合目録データベースを検索できるシステム。2013年3月8日サービス終了。後継サービスとしてCiNii Booksが開設された。 関連ワード「CiNii Books」 |
NBN | エヌビーエヌ | NBNとは、National Bibliography Numberの略称で、「全国書誌番号」と訳される。代表的なものでは、国立国会図書館が付与するJP番号が挙げられる。 関連ワード「JP番号」 |
NDC | エヌディーシー | NDCとは、Nippon Decimal Classificationの略称で、「日本十進分類法」と訳される。日本における標準的な図書分類法で、内容の主題別に0から9までの数字を割り振り、その中でさらに0から9まで分類される。国内で最も多く使用され、IBU図書館の分類もNDCに基づいている。 |
NDL | エヌディーエル | NDLとは、National Diet Libraryの略称で、「国立国会図書館」と訳される。国立国会図書館法で定められた国会の図書館。 |
OPAC | オーパック |
OPACとは、Online Public Access Catalogの略称で、「オンライン閲覧目録」と訳される。コンピュータで資料を検索できるように構成された図書館の所蔵目録データベースのこと。 IBU図書館の蔵書検索(OPAC)はこちら |
ツイッター | 米国のObvious社(現Twitter社)が2006年から提供している、「Tweet(ツイート=つぶやき)」と呼ばれるごく短いコメントでやりとりを行うインターネット上のコミュニケーション・サービスのこと。自分が気に入った他のユーザのツイートを登録して、追跡することもできる。 | |
YouTube | ユーチューブ | 米国のYouTube社によって2005年に開設され、現在はGoogle社が提供する、無料の動画共有サイトのこと。動画を投稿するには登録が必要となっている。 |
参考文献:図書館用語辞典編集委員会編 『最新図書館用語大辞典』柏書房 2004
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