高等教育推進センターでは、各学部・学科と連携を図りながら、大学全体の情報教育と基礎教育について検討しています。特に、AIなど情報技術の進歩とそれに伴う社会の変化に対応するために、どのような授業で、どのような知識や技術を身に付けさせれば良いのか、日々議論を重ねてきました。
その成果の一つとして本学の情報教育課程が、令和5年度に文部科学省「数理・データサイエンス・AI認定制度(リテラシーレベル)」に認定されました。いわゆる文系の学生が多い本学ですが、情報処理やデータサイエンス、プログラミングなどの授業内容を充実させ、これからの情報社会を力強く生きていく学生の育成を目指していきたいと思います。
我々は、高等教育推進センターに所属しながら、全学的な情報教育を行っています。「情報処理演習I・II」という全学部・全学科の学生が履修する科目では、コンピュータを扱いながらデータサイエンスやAI、コンピュータサイエンスの基本を教えています。また、「プログラミング」「情報システム」「データ収集分析」など、発展的な科目も広く担当しています。情報社会が加速する今、こうした技能は文系の学生でもある程度身に付けるべき時代に突入しています。社会に出てからも役に立つ技能を伝えられるよう、科目やカリキュラム、教育法や教材などを見直しながら教育に従事しています。
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