12月7日(土)、本学にて羽曳野市、藤井寺市と連携した取り組み「地域連携学生企画プロジェクト発表会」ならびに「市長と語るタウンミーティング」が開催されました。
「地域連携学生企画プロジェクト」は、本学で身に付けた利他の精神や日々の学びを活かし、学生ならではの視点で、羽曳野市および藤井寺市より提示された地域課題を解決する企画を立案するものです。
学生による地域での実地調査や分析等の活動にかかる資金は、本学後援会より保護者奨励奨学金としてご支援いただきました。
第6回となる今年度は、10チームによる選考を通過した6チームが活動し、以下のテーマで発表を行いました。
受賞 | チーム | テーマ |
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笠原ゼミ (人文社会学部 人間福祉学科4回生・3回生) | 【羽曳野市課題】 新庁舎整備における市民広場を活用した地域の活性化について(イベント企画) | |
よってらっしゃい\(^o^)/ (経営学部 経営学科3回生) | 【藤井寺市課題】 藤井寺市を案内する3つのモデルプランの提案 | |
すーぱーはにわぶらざーず (人文社会学部 社会学科3回生・経営学部 経営学科3回生) | 【羽曳野市課題】 新庁舎整備における市民広場を活用した地域の活性化について(広場デザイン提案) | |
藤井寺市長賞 | 放浪者 (経営学部 経営学科2回生) | 【藤井寺市課題】 住み続けたいと感じる街にするための市や地域社会の取り組み |
最優秀賞 | スノーフレーク (人文社会学部 国際キャリア学科3回生) | 【自由課題】 羽曳野市&藤井寺市まるっと堪能ツアー |
羽曳野市長賞 | ジェネラリスト (人文社会学部 人間福祉学科3回生・社会学部 人間福祉学科1回生) | 【自由課題】 商店街『いろいろ企画』実行委員会~藤井寺の住民の居場所作り~ |
発表では地域でのインタビュー調査、アンケート調査の結果に加え、公的オープンデータを用いた分析に基づく地域課題の解決策等が、学生から両市へプレゼンテーションされました。
最優秀賞は羽曳野市と藤井寺市の魅力を丸ごと堪能できるツアーを、オリジナルの実物パンフレットや学生が制作したツアー動画を用いて提案した、チーム「スノーフレーク」が獲得しました。
表彰後は羽曳野市長、藤井寺市長からそれぞれの市長賞、学長から最優秀賞について講評のうえ、閉会の辞として後援会会長より総評を頂きました。
次年度以降も、本学学生の発想力を地域課題の解決に活かすため、地域連携学生企画プロジェクトに取り組んで参ります。
「市長と語るタウンミーティング in 四天王寺大学」は羽曳野市長、藤井寺市長と本学学生が両市の更なる活性化へ向けて、直接意見を交わす取り組みです。
今年度は「あなたが住みたい素敵なまち」をテーマに、地域活性化やまちづくりに興味がある1回生から4回生までの学生16名が出席しました。
学生からは「福祉・商工業・教育等の観点で住みたいまちの実現」「万博を契機とした来訪者の増加」「両市に卒業後も住み続けたくなる仕掛けづくり」「若者が集まる公的施設でのイベント」「推し活を活かした地域のPR」等について、学生ならではの視点で提案されました。
両市長からは学生の一つ一つの意見に対して回答をいただき、そこから更に意見を交わすなど、大変活発で有意義な意見交換が行われました。
今後も両市との更なる連携を推進し、南大阪地域の発展ならびに教育研究の活性化を図って参ります。
地域連携・研究推進センター