12月17日(月)、読売新聞 西部本社版 朝刊に教育学部 仲野 純章 准教授の研究チームが着手した、堂崎天主堂(長崎県五島市)が所蔵する「マリア観音」の学術調査に関する取り組みについて掲載されました。
※研究チームは、四天王寺大学の仲野純章准教授(材料工学)、龍谷大学の松浦哲郎特任講師(メディア学)、奈良文化財研究所埋蔵文化財センターの上椙英之研究員、浦上キリシタン資料館の岩波智代子館長。
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掲 載 日 | 2024年12月17日(月) |
新 聞 名 | 読売新聞 西部本社版 朝刊 |
禁教期に潜伏キリシタンが信仰した「マリア観音(聖母マリアに擬して潜伏キリシタンが密かに信仰・崇拝した観音像)」を研究している仲野純章准教授らの研究チームは、五島市のカトリック堂崎天守堂関係者と連携確認書を交わし、堂崎天守堂が所蔵する多種多様な「マリア観音」の学術調査がスタートしました。
研究チームは、11月中旬に堂崎天主堂を訪れ、同主堂所蔵品の中から調査対象として見極めた合計45体の「マリア観音」の素材・質量・寸法を調査しました。今後、各像が堂崎天主堂に所蔵されるに至った経緯・由来の情報収集、他所の類似品から各像の素性を類推などの調査をして、同天主堂所蔵の「マリア観音」について、どれが厳密な意味での「マリア観音」であるかなど精査していきたいと考えています。また、並行して各像に与えられている名称についても分類や共通化(整理)の提案もめざしています。
理科教育学、科学教育学、物理学、材料工学
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