四天王寺大学
四天王寺大学大学院
四天王寺大学短期大学部
学長 須原 祥二
日頃から本学の教育研究活動にご理解・ご協働をいただき、厚く御礼を申し上げます。
新学習指導要領「生きる力」が施行されて、高等学校等の学校現場では、課題解決型、探究型の授業の導入等をめぐる教育の改革が取り組まれています。それにともない大学志願者の意識についても、学びたい学問分野や将来取り組みたい仕事や活動等について、より一層具体的なイメージや目標を伴ったものに変容しつつあります。大学でどのように学び、どのように成長できるのか、彼らがより一層具体的にイメージできる大学教育が求められます。
本学でも、個々の学生がそれぞれの能力に応じた学びと成長実感が得られるよう、授業および教育課程の改善に一層取り組んで参る所存です。
つきましてこのたび、四天王寺大学・四天王寺大学大学院・四天王寺大学短期大学部は、次年度の令和7年度から、従来の1セメスター(夏・冬の各学期)あたり90分×15回授業を、100分×14回授業に変更する準備に入りました。
大学設置基準の改訂をうけて、すでに多くの大学が100分×14回授業、あるいは105分×13回授業等への変更を実施もしくは計画中であることは、すでにお聞き及びのことと存じます。
これらは、授業回数を減じることにより学年暦に余裕をもたせ、学生の課外学習や課外活動あるいは教員の研究活動を促進すること、そして1回あたりの授業時間を増やすことで、学生の予復習に向けての「ふりかえり」の学び等を充実させることを意図しております。なお本学は、「14回」と偶数回とした方が、1週2コマ×7回実施の授業が設定可能となることで、クオーター制と併用できる利点があるとの見地から、100分×14回といたします。
これにともなって授業時間も、令和7年度以降は下記のように変更する予定です。
以上、まずは御一報としてお知らせ致します。
十八才人口が減少して大学間の学生獲得競争が激化する今日の状況において、本学は今後もより一層、教育課程の改善に取り組んで参る所存です。
今後ともよろしくご理解・ご協力のほどをお願い申し上げます。
【記】
令和7年度以降の授業時間は、以下のとおりです。
●授業回数
授業回数は1セメスター14回となり、15回目が定期試験となります。