Shitennoji University

留学体験VOICE留学体験VOICE(2021年度)

2021年度冬学期グローバル教育研修(カナダ①)

氏  名 嶋田 茜
学部・学年
(渡航時)
教育学部教育学科中高英語教育コース・2年次
出身高校 和歌山県立向陽高等学校
渡航先
(大学名)
ビクトリア大学(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)
渡航期間 2022年1月~2月

コロナ禍でも海外への渡航を決められたきっかけを教えてください。

中学の英語教師になる上で海外を経験しておきたいという思いと、四天王寺大学の奨学金制度が適用されることから渡航を決意しました。
渡航前はカナダのコロナ感染者数もピークの時期で、もし研修がキャンセルになれば、多額なキャンセル料が発生すると聞いていたため、金銭面での不安も多くありました。しかし、母に相談すると後悔しない選択をしなさいと言われたので、一か八かの選択で行くことを決めました。あの時、諦めなかったのは、海外へ行って、自分の視野や考え方を広げたい、人として成長したいという気持ちが私の中で多くあったのだと思います。

現地での学校生活を教えてください。

ビクトリア大学での生活は本当に楽しかったです。最高でした。1番の理由は韓国留学生です。韓国留学生はとても優しい子たちでした。積極的に話しかけてくれて、まるで四天王寺大学で授業を受けているような感覚でした。英語で話をしていて、私が分からないような顔をしていると、彼らは身を乗り上げてジェスチャーや簡単な英語を使いながら必死に説明をしてくれました。その姿が私は本当にうれしくて、私はみんなが大好きになりました。先生も面白い先生で、「Hi!AKANE!」と毎日必ず話しかけてくれる先生でした。先生との距離が近く、親身になって接してくれる人で、本当にうれしかったです。

現地のホストファミリーとの生活を教えてください。

ホストファミリーは私を本当の家族のように接してくれました。
ホームステイ先では、ほとんどをリビングで過ごしていて、学校の宿題が終わると、夜ご飯を一緒に食べて、お風呂に入り、その後はみんなでドキュメンタリー番組を見るというのが日課になっていきました。毎週末は家族みんなでハイキングに行き、学校生活や、カナダの話をたくさんしました。本当の家族のような居心地で、みんなの温かさを感じました。
ホームステイ残り3日となった夜ご飯の時間に、ホストファミリーに「今まで20人以上のホストスチューデントを見てきたけど、茜が1番いいホストスチューデントだよ」と言ってくれました。私がこのファミリーが好きなように、ファミリーも私のことを好きでいてくれていたんだと思い、そのときは嬉しさで泣いてしまいました。こんなコロナ禍で、受け入れてくれて、愛を注いでくれたホストファミリーとのお別れは本当に辛かったです。

今後の大学生活や就職にどのような影響があると思いますか。

大げさかもしれないけど自分の人生を変える海外研修になったと思います。そう思う理由は大きく分けて3つあります。
1つは自分の英語力のレベルを知ることができました。当初思っていたよりもリスニング力、英語の発音、実践的コミュニケーション能力が足りないことに気が付きました。今後の大学生活ではビクトリア大学でできた友だちとメールをしたり、電話をしたりすることを続けて自分を成長させたいと思っています。
2つ目はもっと海外のことを知りたいと思いました。研修先では、韓国の友達がたくさんできて、韓国の文化を知る機会があり、日本と韓国の文化の違いが興味深かったです。特に韓国の軍隊(兵役)制度です。実際に軍隊に行った韓国の男の子から聞く話はリアルで日本にいたら知ることができない現実を知ることができました。また、カナダの多文化共生社会の文化にも興味を持ちました。どんな人種も受け入れるカナダが私はすぐに大好きになり、色々な国の当たり前や文化を知ることで、日本への愛もさらに増したと思います。この経験を経て、人の違いは素晴らしいことだと気付けたし、違うことが悪いことだという考え方が私の中でなくなりました。大学生活でも、社会に出ても、人間関係の悩みはつきものだと思うけど、その悩みって自分とその人との違いからくるものだと思いました。その違いを受け入れる考え方が自分の中にできたと実感します。
3つ目は、なんでもやってみる力が身に着いたと思います挑戦にはたくさんの不安が付きまとうけど、いざ行ってみれば楽しもうとする気持ちさえあればなんとかなります。正直、この不安を乗り越えた私は無敵だと思います。これから先、何にでもチャレンジできる自信があります。うまくいかなくても、乗り越えられる自信があります。そんな自信を自分にくれた海外研修でした。

今後、海外研修に参加したい方へのアドバイスはありますか。

海外行ってみようかなという思いが少しでもあるなら、絶対行ってください。不安や緊張、費用、たくさん考えることがあると思います。でも、海外に行くことから得られるものは本当に大きいです。ちょっとの好奇心がこれからの人生を変えます。だから、ぜひ挑戦してみてください。そして渡航中はコミュニケーションを本当に大事にしてください。いっぱい友達を作ってください、いっぱいホストファミリーと話してください、いろんな人に声をかけてみてください。人との出会いが自分の成長の第一歩です。

2021年度冬学期グローバル教育研修(カナダ②)

氏  名 鍋谷 紫音
学部・学年
(渡航時)
人文社会学部国際キャリア学科・3年次
出身高校 大阪府立りんくう翔南高等学校
渡航先
(大学名)
ビクトリア大学(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)
渡航期間 2022年1月~2月

コロナ禍でも海外への渡航を決められたきっかけを教えてください。

海外で時間を過ごしたいと思っていました。また、自分の英語力を試してみたかったので参加しました。
コロナ禍ということもあり、不安は不可避でしたが、タイミングが良くないだけだと考えて、対策をしっかりして過ごしました。
海外研修を経験する前と経験した後で、就職活動や将来を考える際の視野が広がったと感じています。

現地での生活を教えてください。

現地の先生は、熱心で非常に学びが多かったです。学校の授業は、少人数のクラスだった為、十分に勉学へ励むことができました。課題やプレゼンが多かったです。そのため、スピーキングとリスニングはかなり伸びました。
ホストファミリーは、すごく居心地がよかったです。友達と遊ぶことの方が多く、あまり家族で時間を過ごせませんでしたが、コミュニケーションも問題なく、ホストに慣れている家族で良かったです。

今後、海外研修に参加したい方へのアドバイスはありますか。

時間は思っているより早くすぎるので沢山行動してほしいです。その分きっと自信や成長につながります。

2021年度冬学期グローバル教育研修(カナダ③)

氏  名 中司 留菜
学部・学年
(渡航時)
人文社会学部国際キャリア学科・3年次
出身高校 大阪府立市岡高等学校
渡航先
(大学名)
ビクトリア大学(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)
渡航期間 2022年1月~2月

コロナ禍でも海外への渡航を決められたきっかけを教えてください。

ニュージーランドでの海外研修がコロナの影響によって渡航後2週間で中止になってしまい、何もできてなかったことがすごく悔しかったので、もう一度海外研修にチャレンジしたいと思い参加しました。
私はこのコロナ禍に海外へ行けたことで、この経験の価値が更に高まったと思います。また、1ヶ月を通して自身の英語コミュニケーション力がすごく上がったと感じたのでこのままキープできるようにしたいです。

現地での学校生活について教えてください。

宿題やプレゼンが多く、毎日ハードでしたが、達成感があり楽しかったです。クラスは、韓国人の学生が多く彼らと休み時間やお昼休みなど英語で会話をしながら過ごしました。また、英語のほかに韓国語も勉強できました。

ホームステイ先や週末の生活について教えてください。

韓国人の友だちとカフェや買い物、観光に行きました。ホストメイトもいたので彼女と一緒に宿題をしました。また、ホストファミリーと買い物やお散歩したり、ホストファミリーの親戚が遊びに来て一緒にご飯を食べたり、楽しく過ごしました。

今後、海外研修に参加したい方へのアドバイスはありますか。

前向きに、また積極的に行動することが大切だと思いました。日本人と一緒にいると日本語が通じるので楽ですが、英語で話すきっかけが減るので違う国の友だちと出来るだけ過ごしたくさん話した方が達成感や思い出がたくさん残ると思います。

問い合わせ

グローバル教育センター(1号館1階)

受付時間:月~金曜日 9:00~17:30(大学休業期間を除く)
TEL:072-956-9934
Mail:icce@shitennoji.ac.jp

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