これまで実績を積み上げてきた企業人のための知識・スキルの学びを軸にして、新たにデータサイエンスを学ぶことによって、分析力、創造力、実行力を発揮できる人材を育成します。さらに、地域創生に貢献する起業家をめざす領域、会計ファイナンスに強い高度な職業人をめざす領域、あらゆる領域でサービスを提供するホスピタリティスキルを備えた人材を育成する領域を強化することで、企業経営専攻の学びは、これまで以上に進路の自由度を広げていくことが可能となります。
継続したキャリア支援関連科目により、社会人基礎力の養成とSPI対策を行い、ビジネスマナーの知識・スキルも習得できます。また、3年次に実施する多様なインターンシップで実社会におけ就業体験ができる機会があり、職業意識を高めたり、職業適性を見極めることができます。他方、海外インターンシップでは、国際感覚や語学力を向上させます。就活開始前には、協力団体・企業の全面サポートによる模擬就職活動プログラムの体験により、優良企業内定をめざす意識と熱意を高めて、例年、高い就職内定率を達成しています。
経営に必要なスキルだけでなく、現代社会で求められているデータサイエンス、ビジネスに必要なデータドリブンや地域マーケティングを学ぶ「ビジネス情報コース」に加え、管理会計データから企業の経営状態を分析する知識とスキル、資格取得をめざす「会計ファイナンスコース」、社会や人との関わりを学び、ホテル、ブライダル、フードをはじめとしたあらゆる業種で求められるサービスのプロをめざす「ホスピタリティコース」の学びを促進します。
3年次3月から始まる就職活動を模擬体験する「キャリア演習Ⅳ」は、企業説明会、WEBを活用した企業の人事担当者による集団面接・個人面接などの選考試験を集中講義として体験できます。希望者には、地元地域の情報発信に特化したミニコミ誌を制作する「地域活性化演習Ⅰ・Ⅱ」や地元企業との連携による商品開発や地域活性化に向けたイベント企画などの学外活動を展開する「地域活性化演習Ⅲ」などの地域活性化を学ぶ「地域連携実践」が体験できる企業経営専攻が蓄積してきたさまざまな学びの場、実践があります。
インターンシップⅢ・Ⅳ
夏期休暇の就業体験に向けて、ビジネス知識や社会人基礎力を2年生で学びます。規律や自己管理の重要性を強調し、遅刻・欠席・課題提出の厳守を教えます。6月には「ビジネス実務マナー検定3級」の受験をめざし、夏期休暇中の就業体験では報告・連絡・相談を徹底し、問題があれば迅速に対応します。
キャリア演習Ⅳ
就職活動の全過程を体験する模擬就活の授業では、就職活動の各ステップにおける具体的な行動を理解し、不安を解消します。選考体験を通じて、フィードバックと振り返りを繰り返し、実践力を養います。企業説明会への参加やマナートレーニング、企業との実際の接触を通じて、面接やグループディスカッションなどの実体験を積み、企業からの評価をいただいて授業は完結します。
消費者心理学
経営学の幅広い知識を体系的に学びながら、市場と消費者の心理や行動を理解するための基礎と応用をワークシートを通じて実践的に学びます。学生は消費者心理に関する興味を深め、自分の得意な技術やスキルを発見し、将来的に実用化することをめざします。授業では、消費者の動機づけや購買決定に関する理論を学び、営業や販売の現場での応用を探求し、ゲーム学習やグループワークで実践力を高めます。
美容・健康ビジネス論
人生100年時代において、ビジネス界では美容や健康サービスの提供が重視されています。美容と健康に関する基本知識を学び、これらの業界の成長と役割を理解します。さらに、企業の健康経営や戦略について考察し、美容・健康産業の未来を模索します。この学びを通じて、消費者としての洞察力を養います。