1年次に学んだ基礎を踏まえ、2年次以降はさまざまな体験実習を行います。この過程で自分のめざす方向を徐々に見つけていきます。
初年次教育では、グループワークやディスカッションを通じて、主体的かつ協働的な取り組み力を身につけます。表現や概説の授業では、調べ方、分析の方法、表現の技術を学び、課題の発見と解決に必要な論理的かつ実証的な探究力を養います。
和食の調理実習や日本学インターンシップ演習(中学校・市役所・図書館・日本語学校・出版関係)では、日本語を母語としない人々との多文化との交流などを体験します。
各自が興味を持ったゼミ(平安文学・近代文学・日本語・日本語教育・現代文化・伝統文化・和食・観光など)に分かれ、その面白さを追求。その成果を卒業研究やゼミ論に結実させる。
古典Ⅰ(日本)
模擬授業は3年生や4年生で行うことが多いですが、日本学科では入学直後の1年生から挑戦しています。国語教員の基本をいち早く学ぶとともに、古典の知識を人に教えられるレベルまで広く深く身につけます。
日本語教育実習指導及び実習A・B
認定日本語教育機関における「模擬授業」や「教壇実習」の取り組みを通じて、日本語教育を実施できる技術を身につけていきます。日本語を母語としない学習者への理解を深めることで、学び続ける教師としての姿勢を育成します。
地域・文化発信演習
四天王寺大学の地元、羽曳野市・藤井寺市の歴史と文化を探究し、実際にその場に足を運んで得た知識や情報を、画像編集等のグラフィック系ソフトを扱う技術も身につけ、学生の視点で「情報を発信する力」を育成します。
サブカルチャー論
漫画は私たちにとって日常的に目にする身近なものですが、実のところは、海外の文化と伝統的な慣習、そして読者との相互作用の中で育まれたものです。この科目ではそのユニークな文化の由来と展開を紐解いていきます。
日本学インターンシップ演習
仕事のマナーとルールを学び、近隣の中学校や日本語学校、市役所、図書館、印刷会社、広告代理店などに派遣され、現場の仕事を体験します。業務の中で課題を発見し、解決に向けて試行錯誤することで、「働く」ことについて学びます。
パフォーマンス実践演習
社会人にとって「自分の考えを表現する」ことは重要です。日本学科では、自分の考えを表現することに力を入れており、声や表情、動きなどの身体による表現を学びます。ヴォイストレーニングや身体表現トレーニングを行うことでコミュニケーション能力を高めます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1 | 日本文化史Ⅱ | 講読Ⅰ(日本語学) |
日本文学論Ⅱ
(古典) |
日本学基礎演習Ⅱ | |
2 | 日本のマンガ |
日本語文法Ⅱ
(古典) |
講読Ⅳ(日本文化) | 日本語教育論Ⅱ |
キャリア
マネジメントⅡ |
3 | 観光社会学 |
日本文学論Ⅰ
(近現代) |
教育方法・技術(情報通信技術の活用含む中高養) | ||
4 | 書道D |
日本語文法Ⅰ
(現代) |
現代メディア論 | ||
5 |
生徒指導論
(進路指導を含む) (中・高) |