(2022年11月12日)
「地域連携学生企画プロジェクト」は、本学で学んだ利他の精神を活かし、学生ならではの視点で、大学周辺地域(羽曳野・藤井寺市)の魅力を紹介する企画を立案するものです。学生の活動資金は、本学の後援会より、保護者奨励奨学金としてご提供頂きました。
第4回となるプレゼンテーションは11月12日(土)に実施され、テーマは羽曳野市と藤井寺市から下記6つの課題解決に向けた提案となりました。
■羽曳野市
①「世界遺産と日本遺産の活用」
②「羽曳野の特徴を活かしたふるさと納税」
③「オール羽曳野で取り組むSDGs」
■藤井寺市
①「市民と一緒に取り組めるカーボンニュートラル」
②「普段からの準備が大切 災害に向けた備え」
③「まちのにぎわい活性化における持続可能な取り組み(イルミネーション事業の実施に向けた更なる検討)」
今回は6チームが発表し、実際に現地に赴いての実地調査やアンケート調査をするなど積極的に活動し、素晴らしい作品に仕上げてきました。
当日は、本学の学長・副学長・事務局長・後援会長・副会長、実行委員の他、羽曳野市長・藤井寺市長・羽曳野市職員・藤井寺市職員の皆様もお招きし、プレゼンテーションの審査にあたって頂きました。
地元のお店や名所旧跡、ウォーキングコースやサイクリングコースを紹介するスマートフォンアプリの提案や災害時の救助活動に活躍するライトやホイッスルを装備したグッズ提案やふるさと納税の新たなPR方法、ローリングストックを活用した非常食のクッキング体験やレシピコンテストの提案など、日頃学んだ知識を盛り込んだ学生目線の個性あふれる発表となりました。
■プレゼンテーションの様子
各賞の発表
各チームの発表に対する審査の結果、3チームにはそれぞれ、学長賞・羽曳野市長賞・藤井寺市長賞が授与され、最優秀賞はブドウ農園で出る断裁された枝を燻製用ブドウチップとして加工販売することで、地域の高齢者と一緒に資源の再活用を提案した、チーム「ラポーズSCK」が受賞しました!他の受賞チームは下記の通りです。
チーム「ラポーズSCK」(最優秀賞)
チーム「Habi-maro (はびまろ)」(羽曳野市長賞)
チーム「防災筋肉卍会」(藤井寺市長賞)
また、羽曳野市長、藤井寺市長をはじめ審査にあたって頂いた後援会長、須原学長に講評して頂きました。学生たちの意欲をしっかりと受け止めて頂き、発表内容の良い所、考えが不十分な点などについてご指摘頂きました。講評を聞く学生たちの、充実感に溢れた表情が印象的でした。
次年度以降も、本学学生の発想力を地域課題の解決に活かすため、地域連携学生企画プロジェクトに取り組んで参ります。