　「教養教育科目」の中で「和の精神Ⅰ」、「和の精神Ⅱ」、「仏教概説」、「現代社会と人権」は、慈愛の心と利他の精神をもつ豊かな人間性を育てる基礎を形成することを目的とする。この４科目は、大学での学修や現代社会で求められる総合的な知識・技能を修得する他の「教養教育科目」、そして各学部・学科における専門分野を修得する「専門教育科目」を学ぶ前提となる科目である。
　まず、「和の精神Ⅰ」では瞑想、「和の精神Ⅱ」では写経と瞑想という実践行を行い、仏教に関する知識と考え方を学び、思慮のある安定した人格の形成を図る。
　「仏教概説」では「和の精神Ⅰ」、「和の精神Ⅱ」の意義をより深く理解し、仏教に関する基礎的な知識を学び、仏教的な情操を体得する。
　「現代社会と人権」では、人間存在のかけがえのなさを知り、現代社会における多様な人々との共生の重要さを学ぶ。

　「教養教育科目」は、学問の対象や性格によって、「こころと思想」、「学びの基礎」、「社会と文化」、「情報と自然科学」、「健康と福祉」、「言語」、「キャリア教育」の７つの科目群に分類される。

「こころと思想」は、建学の精神である聖徳太子の仏教精神を深めるとともに、心の問題や思想について学び、自らの生き方を振り返る一助とする。
「学びの基礎」は、大学での学修に必要なスキルを育成するとともに、専門的な学びへのスムーズな移行を図る。
「社会と文化」は、法や政治という社会システム等について学ぶことで、社会の一員としての意識を高める。
「情報と自然科学」はICT活用能力等を高めるとともに、自然科学の観点から生命や社会について考える素地を養成する。
「健康と福祉」は、心身の健康に対する意識を高めるとともに利他の精神に基づく福祉の考えを学ぶ。
「言語」は、「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」、「中国語」、「コリア語」、「日本手話」等で構成され、各言語でのコミュニケーション技能や、異文化理解や多文化共生等のグローバル社会に対応できる資質・能力を養成する。
「キャリア教育」は、入学から卒業までを見通したキャリアデザインを構想するとともに、卒業後の社会生活を視野に入れて、キャリア意識や社会人に必要な幅広い知識・技能を身につける。

「専門教育科目」

　「専門教育科目」は、各学部・学科・コースにおける学識を深め、専門性を高めるとともに、これを通して、社会（組織）で活躍できる力の修得を目指す。具体的には、各学部・学科・コースのカリキュラム・ポリシーで定める。

教育方法

　探究型学修やアクティブ・ラーニング、ICT等を積極的に取り入れた授業を実施する。単なる知識・技能の修得に終わることなく、主体的に授業に参加して自己内対話を深めるとともに、共に対話する中で、学びの共有化と深化を目指す。
　授業は、対面授業を中心に実施するが、科目の特性や内容、カリキュラム上の必要性等に応じて遠隔授業を実施し、多様な学びのニーズに応える。

学修成果の評価方法

　学修成果の評価にあたっては、学修内容の修得としての「学び」と「『和の精神』を持ち、実社会で活躍できる人間」への「育ち」という2つの観点から行う。4年間で何が身についたかを可視化し、大学での学びと育ちを自他ともに実感できるものとする。

「入学者受入れの方針」（アドミッション・ポリシー）

　卒業認定・学位授与の方針および教育課程編成・実施の方針を踏まえ、求める能力やその評価方法を学力の３要素等と関連付けて明示し、多面的・総合的に評価します。具体的には、次のような人物を求めています。

（1）豊かな人間性（慈愛の心・利他の精神）を身につけ、本学で学んだ知識や技能を社会で実践する意欲と目的意識を持つことができること〔求める要素：関心・意欲・態度〕
（2）本学の専門分野を学ぶために、高等学校等で修得すべき基礎学力を有し、思考を深めて他者に表現できること〔求める要素：知識・技能、思考力・判断力、表現力〕
（3）多様な文化・価値観を理解し、自ら課題に対して仲間とともに積極的に取り組み、自己研鑽に努めることができること〔求める要素：主体性・多様性・協働性〕

学修成果の評価方針（アセスメント・ポリシー）

　本学では、カリキュラム･ポリシーの学修成果の評価方法に掲げる方法に則り、大学全体、学部・学科･専攻等（カリキュラム、科目、学生）の各レベルでアセスメント･ポリシーを以下のように定めます。これにより、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの「三つの方針」に基づき学生の学修成果を評価するとともに教育の質保証とさらなる改善に取り組みます。
　なお、このアセスメント・ポリシーをもちいて評価を行う前提として、学生は、各セメスターの所定の時期に学修ポートフォリオに記入するとともに、担任教員との振り返りを通して「三つの方針」の自身の達成状況と課題について省察を行います。

四天王寺大学のアセスメント・ポリシー

四天王寺大学短期大学部

「卒業認定・学位授与の方針」（ディプロマ・ポリシー）

「和の精神」を持ち、実社会で活躍できる人間形成

　短期大学部は、大学生活全体を通して、豊かな人間性を持ち、実社会に貢献できる人材育成を目的としています。
　このために、短期大学部の卒業時点で学生が身につける資質・能力は以下の3点とします。

1）自己分析・自己研鑽の力
自らの理念や行動を相対化し、省察することができ、さらに、自己を高めるために、生涯にわたり学び続けることができる。

2）豊かな人間性～慈愛の心・利他の精神～
多様な立場、考え方の存在を認める（受容する）ことができると共に、他者に対して思いやりを持ち、寛容な態度で接することができる。また、他者の喜びや躓きを自己のものとして共感することができる。

3）社会（組織）で活躍できる力～専門性を基礎として～
社会（組織）の現状について認識できる力を持ち、社会（組織）の一員としての自己を理解できる。さらには、社会（組織）に貢献する強い意欲を持って行動し、組織の新たな課題解決や改革に仲間とともに取り組み、実現することができる。

「教育課程編成・実施の方針」（カリキュラム・ポリシー）

教育内容

　ディプロマ・ポリシーに掲げる「『和の精神』を持ち、実社会で活躍できる人間」の育成を目的として、学科共通に教養教育科目を、各学科において専門教育科目を体系的に編成する。

「教養教育科目」

　「教養教育科目」の中で「和の精神Ⅰ」、「和の精神Ⅱ」、「仏教概説」、「現代社会と人権」は、慈愛の心と利他の精神をもつ豊かな人間性を育てる基礎を形成することを目的とする。この４科目は、短期大学部での学修や現代社会で求められる総合的な知識・技能を修得する他の「教養教育科目」、そして各学科における専門分野を修得する「専門教育科目」を学ぶ前提となる科目である。
　まず、「和の精神Ⅰ」では瞑想、「和の精神Ⅱ」では写経と瞑想という実践行を行い、仏教に関する知識と考え方を学び、思慮のある安定した人格の形成を図る。
　「仏教概説」では「和の精神Ⅰ」、「和の精神Ⅱ」の意義をより深く理解し、仏教に関する基礎的な知識を学び、仏教的な情操を体得する。
　「現代社会と人権」では、人間存在のかけがえのなさを知り、現代社会における多様な人々との共生の重要さを学ぶ。

「こころと思想」は、建学の精神である聖徳太子の仏教精神を深めるとともに、心の問題や思想について学び、自らの生き方を振り返る一助とする。
「学びの基礎」は、大学での学修に必要なスキルを育成するとともに、専門的な学びへのスムーズな移行を図る。
「社会と文化」は、法や政治という社会システム等について学ぶことで、社会の一員としての意識を高める。
「情報と自然科学」はICT活用能力等を高めるとともに、自然科学の観点から生命や社会について考える素地を養成する。
「健康と福祉」は、心身の健康に対する意識を高めるとともに利他の精神に基づく福祉の考えを学ぶ。
「英語」は、コミュニケーション技能に加えて、異文化理解や多文化共生等のグローバル社会に対応できる資質・能力を養成する。
「キャリア教育」は、入学から卒業までを見通したキャリアデザインを構想するとともに、卒業後の社会生活を視野に入れて、キャリア意識や社会人に必要な幅広い知識・技能を身につける。

「専門教育科目」

　「専門教育科目」は、各学科における学識を深め、専門性を高めるとともに、これを通して、社会（組織）で活躍できる力の修得を目指す。具体的には、各学科のカリキュラム・ポリシーで定める。

教育方法

　探究型学修やアクティブ・ラーニング、ICT等を積極的に取り入れた授業を実施する。単なる知識・技能の修得に終わることなく、主体的に授業に参加して自己内対話を深めるとともに、共に対話する中で、学びの共有化と深化を目指す。
　　授業は、対面授業を中心に実施するが、科目の特性や内容、カリキュラム上の必要性等に応じて遠隔授業を実施し、多様な学びのニーズに応える。

学修成果の評価方法

　学修成果の評価にあたっては、学修内容の修得としての「学び」と「『和の精神』を持ち、実社会で活躍できる人間」への「育ち」という２つの観点から行う。２年間で何が身についたかを可視化し、短期大学部での学びと育ちを自他ともに実感できるものとする。

「入学者受入れの方針」（アドミッション・ポリシー）

学修成果の評価方針（アセスメント・ポリシー）

　本学では、カリキュラム･ポリシーの学修成果の評価方法に掲げる方法に則り、短期大学全体、学科（カリキュラム、科目、学生）の各レベルでアセスメント･ポリシーを以下のように定めます。これにより、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの「三つの方針」に基づき学生の学修成果を評価するとともに教育の質保証とさらなる改善に取り組みます。
　なお、このアセスメント・ポリシーをもちいて評価を行う前提として、学生は、各セメスターの所定の時期に学修ポートフォリオに記入するとともに、担任教員との振り返りを通して「三つの方針」の自身の達成状況と課題について省察を行います。

四天王寺大学短期大学部のアセスメント・ポリシー

保育科

■3つのポリシー
保育科の3つのポリシー

■アセスメント・ポリシー
保育科のアセスメント・ポリシー

ライフデザイン学科

■3つのポリシー
ライフデザイン学科の3つのポリシー

■アセスメント・ポリシー
ライフデザイン学科のアセスメント・ポリシー

四天王寺大学について 教育研究上の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的